1. はじめに:腕のしびれ・だるさでお困りのあなたへ
「手や腕がしびれる」「肩から腕にかけて重だるい」「つり革をつかむと手が冷たくなる」
——こうした症状に悩まされていませんか?
これらは、**胸郭出口症候群(TOS:Thoracic Outlet Syndrome)**という疾患の可能性があります。特にデスクワークやスマホ操作が多い方、なで肩の女性、筋トレやスポーツをしている方に多く見られます。
しかし、整形外科でレントゲンを撮っても異常が見つからず、湿布や牽引療法で様子を見るだけ…ということも少なくありません。

私たち「おるきの整体」では、このような原因不明の腕のしびれや痛みに対し、体の構造と神経の流れを丁寧に評価し、根本的な改善を目指す施術を提供しています。
2. 胸郭出口症候群とは?原因とメカニズム
▷ 胸郭出口ってどこ?
「胸郭出口」とは、首から腕へと向かう神経・血管が通過する通路のことを指します。
通過する主な構造:
- 鎖骨と第1肋骨の間
- 斜角筋(三角筋の奥にある深い筋肉)の隙間
- 小胸筋と肋骨の間
このいずれかの部位で、神経(腕神経叢)や血管(鎖骨下動静脈)が圧迫されることで起こるのが胸郭出口症候群です。

▷ 主な原因
- なで肩・猫背など姿勢不良
- スマホ・パソコンなどの長時間使用
- 重い荷物の持ち運び
- 筋トレ(ベンチプレス・懸垂など)
- スポーツ(野球・バレー・水泳など)
▷ 症状の現れ方
- 腕や手のしびれ(特に小指・薬指)
- 肩や肩甲骨の奥のだるさ・重さ
- 首〜胸〜腕にかけての締めつけ感
- 朝起きたときの手のこわばり
- 動かすと楽、じっとしていると悪化
- 手が冷たい・脈が触れにくい
3. 一般的な治療法とその課題
▷ 整形外科での一般的な対応
- レントゲン・MRIなどによる診断(※骨異常や椎間板ヘルニアなど除外のため)
- 牽引療法
- シップ・痛み止め・ビタミン剤
- リハビリ(電気治療・ストレッチなど)
- ブロック注射
- 稀に手術(第一肋骨の切除など)
しかし、明確な画像所見がないことも多く、「様子を見ましょう」と言われてしまうケースも多いのが現状です。
また、牽引やストレッチによって一時的に楽になっても、根本原因である姿勢や筋肉の緊張バランスが整っていなければ再発しやすいという課題があります。
4. おるきの整体の統合医療的アプローチ
当院では、胸郭出口症候群に対し、以下のステップで施術を進めます。
1. 原因の特定(IRT療法による検査)
- 首・鎖骨・肋骨・肩甲骨の連動をチェック
- 神経や血管の通過部に「インピンジメント(引っかかり)」がないか評価
- 姿勢と呼吸パターン、重心の崩れも確認
2. 神経・血管を圧迫している組織を解放
- PNFやマッサージで、斜角筋・小胸筋など深層筋の緊張を調整
- 肩甲骨や胸郭の可動性を取り戻す
3. 自律神経の調整
- オステオパシー的な頭蓋調整や胸郭リリース
- 副交感神経優位の状態へ誘導(呼吸・循環・内臓調整)
4. 関節マニュピレーションによる滑走改善
- 鎖骨・肋骨・胸椎・肩甲骨の“微細な動き”を回復させる施術
- 結果的に神経の通り道が広がり、圧迫が解除される
5. よくあるご質問 Q&A
Q. 手のしびれがありますが、整体でよくなるんですか?
→ はい。胸郭出口症候群の場合、神経の通り道を整えることで改善が期待できます。実際に「手術を勧められていたけど改善した」例もあります。
Q. 鍼は使いますか?
→ 刺さない鍼や手技中心の施術で十分効果が出せるよう設計されています。鍼が苦手な方も安心して受けられます。
Q. どのくらい通えばいいですか?
→ 軽度なら1〜3回で変化を感じる方が多いです。慢性化している場合は5〜8回を目安に段階的に回復していきます。
6. 施術の流れ・料金
- 初回(検査+施術):9,900円(税込)
- 2回目以降:4,290〜7,700円(税込)
(状態と施術プランに応じてご提案)
7. まとめ:胸郭出口症候群は、構造と神経の通りを整えれば改善が可能です
「レントゲンでは異常なし」と言われたけど、しびれやだるさが続いている。
それは、見逃されがちな“胸郭出口”で神経が圧迫されている可能性があります。
私たちは大学病院で培った技術を活かし、検査・施術・再評価を通じて、あなたの不調の“本当の原因”を探し出します。
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ぜひ一度、当院の施術をご体感ください。
